大分交響楽団

【団体の概要】
大分で初めてのアマチュアオーケストラとして、1963年（昭和38年）に音楽愛好家が集まり結成し誕生した、全国でも古い歴史を持つオーケストラです。「県民による県民のための音楽活動」「大分の文化力向上」を理念・目的に掲げ、年２回の定期的な演奏会を軸にし県内各地での演奏会を通じて、大分県の芸術文化向上のお役に立てるよう活動している。

【令和４年度の活動】
６月26日の「2022ファミリーコンサート」は、コロナ感染が終息していない状況下での演奏会であったが、831名の多くの家族連れに来ていただけた。斉藤浩氏のツィンバロンの独奏の音色は会場を魅了した。11月27日の「第46回定期演奏会」は「東アジア文化都市2022大分県」の参加行事として、大編成のワーグナーと、ブルックナーに取り組んだ。ワーグナーチューバ４本を含む演奏は圧巻であった。以上は森口真司氏の指揮で行った。また令和５年２月５日に第16回大分市ふるさとコンサートを行い、フルートの福角陸氏はバッハの管弦楽組曲２番を、ヴィオラ長石篤志氏は姉の長石道子氏とデュオで、また、クラリネット奏者倉堀翔氏は、ウエーバークラリネット協奏曲第２番を、県立芸文短大を拠点に活動を続けるピアノの吉元優喜乃氏はシューマンのピアノ協奏曲を披露した。いずれも弊団の管弦楽を伴奏にして卓越した演奏を披露した。入場者は375名とほぼ満席であった。